2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー

前作「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」にてキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズが第二次世界大戦時に壊滅に追いやったナチスの分派・ヒドラ党。実は残党が地下に潜伏して力をつけていた。彼らは機を見て世界の支配者になろ…

レディ・プレイヤー1

「レディ・プレイヤー1」は私にとって特別な作品になった。子どもの頃、妄想の世界で私はライダーキックやスペシウム光線といった必殺技で悪者をやっつけ、巨大メカを操縦して巨大な敵と戦うヒーローだった。 年をとるに連れてそんなバカバカしい妄想の世界…

奇跡の2000マイル

旅は人生の縮図だ。濃厚な旅をする人は、その人生も同じく奥深く意義のあるものになるんだろう。 オーストラリアの広大な砂漠を半年間かけて、愛犬とラクダ四頭を連れて踏破した女性主人公のロビンを見ていて自然とそう感じた。非現実的な大冒険を描いた本作…

ジェイソンX

ジェイソン、宇宙に進出。8作目で最凶の殺人鬼は地元のクリスタルレイクから足を伸ばしてNYに上陸したが、その程度では飽き足らなかったようだ。彼のスケールは地球という小さな惑星では収まりきらなかった。軍により危険視されたジェイソンは冷凍保存で封印…

キューブ

突如理由もわからず謎の正方形の部屋"CUBE"に監禁された一行は脱出を図る。その密室には危険な罠が張り巡らされており、登場人物たちは次々と命を落としていく。 密室劇ということもあり舞台は単調。だが少ない登場人物の中身を丁寧に描いており、人間ドラマ…

ハクソー・リッジ

初めて"戦場"映画を観た。 第二次世界大戦下の沖縄戦をアメリカ側からの視点で製作された「ハクソー・リッジ」。 主人公は米軍で活躍するデズモンド・ドス。実在の人物だ。幼い頃のトラウマと宗教観の影響で人を傷つけることを極端に嫌う彼だが、周囲の反対…

ロボコップ

近年のアメコミヒーローたちは、スタイリッシュでヒロイックなカラーのカッコいいスーツに身を包んで"不殺主義"を掲げたり“女性は絶対に傷つけない"といった、お子様の見本になるような優等生が多い。が、87年に製作されたロボコップはそれらの主張を捻じ曲…

スター・ウォーズ episodeⅦ フォースの覚醒

ルーカスの手から離れたスターウォーズの新たな三部作の第一作目ということで注目を集めた今作。 ストーリーは従来のスターウォーズらしい王道の展開で、多少のシリアス感はあるものの気軽に楽しめる。相変わらずのご都合主義だがスターウォーズにおいてその…

シェイプ・オブ・ウォーター

デルトロワールド全開。個人的にファンタジー映画は子供っぽくて苦手だが、デルトロ監督の「パンズ・ラビリンス」でのダークすぎるファンタジーの世界観に惚れ込んだことがあるため 「お子さま向きの映画ではないだろう」と期待していた。 結果、物語早々に…

BACK TO THE FUTURE

BACK TO THE FUTUREが映画館で復活上映されたことがあった。30年前の作品なので中年の観客が多いと思いきや、思いの外20~30代が多かった。この作品が時代を超えても評価されているのだと実感した。物語は主人公のマーティが親友で科学者のドクを救うために…